チャート上に縦線を引く
datetime time01 = Time[0]; ObjectsDeleteAll(); ObjectCreate("VLine",OBJ_VLINE,0,time01,0);
1行目:変数time01に現在の時刻(EAを起動した時刻)を代入
2行目:チャート上のオブジェクト(線)をすべて消す
3行目:time01の位置に縦線(名前をVLineとする)を描画
ObjectCreate関数
bool ObjectCreate("オブジェクト名", オブジェクトの種類, チャート, 横位置, 縦位置);
「オブジェクト名」はその図形を後から修正するときに区別するために決める。
「オブジェクトの種類」は縦線、横線、フィボナッチなどから選ぶ。
「チャート」はどのチャートに描くか。EAを挿入したチャートに描くなら0。
「横位置」はdatetime変数。
「縦位置」はdouble変数。
図形の種類
この他にも色々あります。
図形によっては「横位置」「縦位置」を2点以上指定する必要があります。
2点以上指定する場合、ObjectCreate(.... ,横位置1, 縦位置1, 横位置2, 縦位置2); です。
OBJ_VLINE | 垂直線 |
OBJ_HLINE | 水平線 |
OBJ_TREND | トレンドライン |
OBJ_CHANNEL | チャネル |
OBJ_FIBO | フィボナッチトレースメント |
OBJ_CYCLES | 等間隔の連続した垂直線 |
OBJ_RECTANGLE | 長方形 |
OBJ_TRIANGLE | 三角形 |
OBJ_ARROW_UP | 上向き矢印 |
OBJ_ARROW_DOWN | 下向き矢印 |
チャート上に水平線を描く
double price01 = Close[0]; ObjectsDeleteAll(); ObjectCreate("HLine",OBJ_HLINE,0,0,price01);
図形の色を変える
ObjectCreate("HLine",OBJ_HLINE,0,0,price01); ObjectSet("HLine",OBJPROP_COLOR,Blue); //線の色を青に変える
図形の太さを変える
ObjectSet("HLine",OBJPROP_WIDTH,3); //線の太さを3に変える
図形の位置を変える
ObjectSet("VLine",OBJPROP_TIME1,time02); //横位置をtime02の位置に変更 ObjectSet("HLine",OBJPROP_PRICE1,price02); //縦位置をprice02の位置に変更
指定した図形のみ消す
ObjectDelete(0,"VLine"); //メインチャートのVLineという図形を消す